ホットパワーズのオリジナル素材「METEO」のサンプルを運良く手に入れることができました。
素材の硬度がオナホールにどのような影響を与えるのか、サンプルを触りながら考察します。
METEOのサンプルは入荷が不安定なため、欲しい方は見つけたらすぐにポチりましょう。
ホットパワーズのとくっちさんいわく、サンプルの在庫は少しずつ補充するとのことです。
もくじ
METEOの硬度は8種類ある

キャッチコピー | 硬度 | 刺激度 |
---|---|---|
刺激ゼロの浮遊感 | トロ柔(-4) | ほぼゼロ |
とろける柔らかさ | ふわ柔(-3) | かなり弱い |
吸い付く柔らかさ | バリ柔(-2) | 弱い |
リアルな肉感 | 柔(-1) | やや弱い |
何度でも飽きない | 定番(0) | 王道バランス |
まとわりつく肉感 | 硬(+1) | やや強い |
締め付けが命 | バリ硬(+2) | 強い |
刺激の集合体 | ギチ硬(+3) | かなり強い |
ホットパワーズのMETEO(メテオ)には、8種類の硬さがあります。
オナホールには「素材が変わると別物になる」という定説があり、とても奥が深い世界です。
HOCSに挑戦してみよう
ホットパワーズには「HOCS」というオナホールのセミオーダーサービスがあります。

HOCSでは以下の3つを自由に選べ「ぼくのかんがえたさいきょうのおなほ」を作ることができるのです。
- 本体のサイズ
- 使う素材
- 多層構造

「素材が変わると別物になる」という定説に興味を持った方は、HOCSに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ソフトのサンプルを触ってみた
METEOの中でソフトに分類されているのは、以下の4つです。
- トロ柔(-4)
- ふわ柔(-3)
- バリ柔(-2)
- 柔(-1)
キャッチコピー | 硬度 | 刺激度 |
---|---|---|
刺激ゼロの浮遊感 | トロ柔(-4) | ほぼゼロ |
とろける柔らかさ | ふわ柔(-3) | かなり弱い |
吸い付く柔らかさ | バリ柔(-2) | 弱い |
リアルな肉感 | 柔(-1) | やや弱い |
ソフトとは俗に言う「低刺激」であり、当サイトのレビュー対象になっています。
刺激ゼロの浮遊感:トロ柔(-4)
キャッチコピー | 刺激ゼロの浮遊感 |
硬度 | トロ柔(-4) |
刺激度 | ほぼゼロ |
硬度-4の「トロ柔」は、わらび餅のように柔らかいの素材です。
トロ柔には”硬さ”という概念がなく、でろんとしています。
「宇宙イチ柔らかい素材」とも呼ばれているトロ柔は、柔らかすぎて形を保つことができません。
他の硬度は筒の形を保てているのに対して、トロ柔だけ少し潰れています。

素材の柔らかさと油が染み出す量は比例するため、ホコリや手垢がもっとも付きやすいです。
トロ柔をオナホールの外側に使用した場合、柔らかすぎて手からこぼれ落ちてしまいます。
トロ柔をオナホールの内側に使用した場合、柔らかすぎて肝心の内部構造を感じられません。
しかし、柔らかすぎて使いづらいトロ柔でも、三層構造の中間層では大活躍してくれます。
ホットパワーズいわく、三層構造の中間層にトロ柔を使うと、圧迫感を減らして優しい包まれ感を演出するとのこと。
三層構造で生膣を再現した夢無花果シリーズでは、腟内特有の伸縮性を再現するためにトロ柔が使われています。

三層構造でリッチな挿入感を演出したいときは、中間層に硬度-4のトロ柔を採用してみましょう。
とろける柔らかさ:ふわ柔(-3)
キャッチコピー | とろける柔らかさ |
硬度 | ふわ柔(-3) |
刺激度 | かなり弱い |
硬度-3の「ふわ柔」は、トロ柔に必要最小限の”硬さ”を加えたような素材です。
ふわ柔の硬さは形を保つための硬さであり、刺激が少ないことに変わりはありません。
素材の柔らかさと油が染み出す量は比例するため、ホコリや手垢が付きやすいです。
ホットパワーズは「ふわ柔は世間一般でいう『ふわとろ素材』よりもさらにふわふわ」としています。
ふわふわ感に特化したふわ柔は、ふわとろに相応しい「フワトロ・オブ・フワトロ」な素材です。
過去にレビューした「くノ一淫法 膣ぺろふわぁ♪」の素材には、ふわ柔が採用されています。
ホットパワーズ以外でふわ柔相当のオナホールは、以下の3つが代表的です。
- G PROJECT「HON MONO ホンモノ」
- キテルキテル「ゼロホワイト 肉厚ロング」
- ファンタスティックベイビー「ふわゾリの舞BIG」
ふわ柔をオナホールの外側に使用した場合、サイズが大きくなるほど持ちづらくなります。
ふわ柔相当の「ゼロホワイト 肉厚ロング」は、グニャグニャと暴れて動かしづらいです。
HOCSでふわ柔を選ぶときは、外側に硬い素材を採用し、持ちづらさを解消しましょう。
ふわ柔をオナホールの内側に使用した場合、得られる刺激は最小限になります。
同じく肉厚ロングは、サラサラしたローションを使わないと内部構造を感じられません。
ペニスへの刺激を最小限に抑えたいときは、ふわ柔(-3)相当のオナホールを購入しましょう。
極端に刺激が少ないふわ柔は、まったり派のボクにとっては最高の素材です。
ふわっとした柔らかい素材が亀頭に絡みつき、じわじわと快感を蓄積します。
高まりきって我慢の限界を超えたお漏らしのような射精は、ふわとろでしか味わえない究極の快楽です。
吸い付く柔らかさ:バリ柔(-2)
キャッチコピー | 吸い付く柔らかさ |
硬度 | バリ柔(-2) |
刺激度 | 弱い |
硬度-2のバリ柔は、ふわっとした柔らかさの中に程よい弾力がある素材です。
ふわ柔を「フワトロ・オブ・フワトロ」とするならば、バリ柔は「俗に言うふわとろ素材である」といえます。
「ふわとろ」という文言を見たときは、バリ柔相当の柔らかさと判断してよいでしょう。
程よい弾力があるバリ柔は、ふわ柔よりもオナホールが持ちやすくなり、内部構造も感じられるようになります。
ふわ柔は極端に柔らかいため、万人受けする柔らかさはバリ柔が限界です。
「ふわとろ素材を試したいけど、虚無は避けたい」という方は、ふわ柔ではなくバリ柔を購入しましょう。
まったり派のボクにとっては、バリ柔までが許容できる柔らかさのラインになります。
リアルな肉感:柔(-1)
キャッチコピー | リアルな肉感 |
硬度 | 柔(-1) |
刺激度 | やや弱い |
硬度-1の柔は、弾力の中にふわっとした程よい柔らかさがある素材です。
ふわ柔やバリ柔に比べると、柔はモッチリとした弾力が目立ちます。
ふわ柔やバリ柔が「ふわとろ」に分類されるのに対して、柔は「ソフト」に抑えた柔らかさです。
弾力がある柔は、持ちづらいと感じることも減り、内部構造もはっきりと感じられるようになります。
柔では硬さと柔らかさが共生しており、キャッチコピー通りの「リアルな肉感」です。
バリ柔でもまだ刺激が弱いと感じる場合は、柔相当のオナホールを購入しましょう。
柔相当の素材を「ふわとろ」として売っているメーカーは、今すぐ修正してください。
ふわとろ素材をこよなく愛しているボクには、柔相当のモッチリとした弾力が許せません。
柔相当の硬度まで来ると、オナホールの内部構造をしっかりと感じられるようになります。
ふわとろの良さは必要最小限の刺激であり、刺激を強調する弾力はただのノイズです。
まったり派の多くは、必要以上の弾力をノイズと捉えているのではないでしょうか。
ふわっとした柔らかさはあるものの、柔相当の硬度は「ふわとろ」ではなく「ソフト」です。
「ふわとろ」は文字通り「ふわ+とろ」であり、度が過ぎた弾力を「ふわとろ」とは呼べません。
柔相当を「ふわとろ」として売っているメーカーは、今すぐ修正してください。
ハードのサンプルを触ってみた
METEOの中でハードに分類されているのは、以下の4つです。
- 定番(0)
- 硬(+1)
- バリ方(+2)
- ギチ硬(+3)
キャッチコピー | 硬度 | 刺激度 |
---|---|---|
何度でも飽きない | 定番(0) | 王道バランス |
まとわりつく肉感 | 硬(+1) | やや強い |
締め付けが命 | バリ硬(+2) | 強い |
刺激の集合体 | ギチ硬(+3) | かなり強い |
ゴリ硬(+4)と鬼(+100)は破損率と製造の兼ね合いで中止になっています。
何度でも飽きない:定番(0)
キャッチコピー | 何度でも飽きない |
硬度 | 定番(0) |
刺激度 | 王道バランス |
硬度0の定番は「モッチリの権化」とも呼ぶべき素材です。
柔のふわっとした柔らかさはかなり抑えられており、モッチリとした感触が強調されています。
油の染み出しも抑えられており、ベビーパウダーで十分ケアできるレベルです。
モッチリとした定番に持ちづらさは感じられず、刺激が弱いと感じるともありません。
定番でもまだまだ柔らかいため、強刺激派は物足りないと感じるでしょう。
オナホールにふわっとした柔らかさを求めていない方は、定番がスタートラインになります。
まったり派のボクは定番でも硬いと感じてしまい、内側への採用は完全に拒否するレベルです。
しかし、モッチリとした弾力の定番は、ふわとろ素材を包む外装として使うことができます。
HOCSのページでは、狭いオナホールのまったりカスタムで「定番×ふわ柔」を推奨していました。
まとわりつく肉感:硬(+1)
キャッチコピー | まとわりつく肉感 |
硬度 | 硬(+1) |
刺激度 | やや強い |
硬度+1の硬は「コシの強い定番」とも呼ぶべき素材です。
硬とはいえ、定番が持つモッチリとした柔らかさは失われていません。
柔らかさとコシのバランスが絶妙な硬は、キャッチコピーの「まとわりつく肉感」も納得です。
硬になっても油の染み出しはなくなっておらず、表面はわずかにヌメッとしています。
ベビーパウダーでほぼゼロにできるため、定番以降の油分の染み出しは気にしなくてよいでしょう。
コシの強い硬がでろんとすることはなく、硬以降は持ちやすさも文句なしです。
HOCSのページでは、まったりカスタムで「硬×ふわ柔」を推奨していました。
硬まで来ると刺激も強くなり、強刺激派でも満足できるようになります。
刺激の強さを求める方は、硬度+1の硬からスタートしましょう。
硬以降は締まりが強くなるため、エアドールとの相性は最悪です。
エアドールの空気圧が挿入時の膨張を抑えてしまい、押し返すように挿入を拒絶します。
エアドールにセットして腰振りオナニーを楽しみたい方は、硬ではなく定番で止めておきましょう。
締め付けが命:バリ硬(+2)
キャッチコピー | 締め付けが命 |
硬度 | バリ硬(+2) |
刺激度 | 強い |
硬度+2のバリ硬はコシが強く、わずかにモッチリとした柔らかさが残っている素材です。
バリ硬にはゴムのようなコシの強さがあり、俗に言うハード素材のような硬さになっています。
硬度+1の硬にあるヌメッとした感触は減っており、バリ硬の油の染み出しはほとんど気になりません。
コシが強くなるバリ硬以降は挿入感も変化し、ハード素材特有のゴリゴリとした挿入感になります。
強刺激派が好むゴリゴリとした挿入感は、ハード素材の本領発揮といったところでしょうか。
バリ硬相当のオナホールを購入するときは、オナホールのサイズに注意してください。
バリ硬以降はオナホールが縮みづらくなるため、一番長い中指でも奥まで挿れづらくなります。
奥に溜まった汚れを指で掻き出すことができなくなり、オナホールが雑菌の温床になりがちです。
ホットパワーズのスタンダード(Sサイズ)であれば、汚れの掻き出しは問題ありません。
ホットパワーズのデラックス(Mサイズ)になると、硬度+1の硬でギリギリ届きます。
ホットパワーズのプレミアム(Lサイズ)は、硬度+1の硬でも届かないことが多いです。
硬でも置くまで挿れづらいということは、バリ硬以降はさらに挿れづらいということになります。
バリ硬×プレミアムまで来ると、もう奥の汚れを掻き出すのはほぼ不可能になるのではないでしょうか。
裏返して洗うという手段はあるものの、硬い素材は裏返したときに裂けがちです。
バリ硬以降は、刺激の強さを取るか洗いやすさを取るかのトレードオフになると予想されます。
刺激の集合体:ギチ硬(+3)
キャッチコピー | 刺激の集合体 |
硬度 | ギチ硬(+3) |
刺激度 | かなり強い |
硬度+3のギチ硬は、ハードグミのような弾力に特化した素材です。
モッチリとした柔らかさはかなり抑えられており、コシの強さが際立っています。
弾力に特化したギチ硬のような素材では、洗いづらさはもちろん、挿れづらさも感じるでしょう。
反発が強い穴に無理やり挿入する感覚は、ギチ硬以降でしか味わえない究極の快楽です。
ギチ硬の挿入感はバリ硬よりもゴリゴリとしているため、強刺激派でも即イキできるのではないでしょうか。
ホットパワーズは、ギチ硬を「実用的なハード素材の上限」と定義しています。
ギチ硬はさすがに硬すぎるため、万人受けするハード素材はやはり硬度+2のバリ硬が限界です。
オナホールは奥が深い
METEOのサンプルを触った率直な感想は「オナホールって奥が深いんだな」です。
硬度の違いが生み出すわずかな差が、挿入感に大きな影響を与えていることがわかりました。
オナホールには「素材が変わると別物になる」という定説があります。
HOCSという名の底なし沼で「ぼくのかんがえたさいきょうのおなほ」を作りたい気持ちが抑えきれません。
あなたもMETEOのサンプルを購入し、底なし沼に片足を突っ込んでみてはいかがでしょうか。