MATE「僕の知らない後輩」をレビューします。
項目 | 実測値 |
---|---|
全長 | 16cm |
内部長 | 14cm |
高さ | 7cm |
横幅 | 7cm |
重さ | 500g |
タイプ | 非貫通 |
付属品 | ミニローション |
ふわとろな中型ボディ
「僕の知らない後輩」のサイズは全長16cm、横幅7m、重さ500gです。
ハンドホールの中では「中型」に分類され、ボリューミーさと持ちやすさを両立しています。
僕の知らない後輩の本体は、前作「僕の知らない先輩」に比べてひと回り大きくなりました。
先輩の欠点であるボリューム不足が解消され、優しく包まれる濃厚な仕上がりになっています。
壁の厚さも2.5cm確保されており、本体を握ったときの手のひらの感触はほとんど感じられません。
僕の知らない後輩に使われている素材は、MATEが誇る「元祖おなぺっと素材」です。
柔らかさの中にほどよい弾力があり、内部構造を殺さないもちっとした感触に仕上がっています。
ホットパワーズのMETEOにおける「バリ柔」に相当し、一般的に「ふわとろ」と呼ばれる柔らかさです。
キャッチコピー | 硬度 | 刺激度 |
---|---|---|
刺激ゼロの浮遊感 | トロ柔(-4) | ほぼゼロ |
とろける柔らかさ | ふわ柔(-3) | かなり弱い |
吸い付く柔らかさ | バリ柔(-2) | 弱い |
リアルな肉感 | 柔(-1) | やや弱い |
何度でも飽きない | 定番(0) | 王道バランス |
まとわりつく肉感 | 硬(+1) | やや強い |
締め付けが命 | バリ硬(+2) | 強い |
刺激の集合体 | ギチ硬(+3) | かなり強い |
ふわとろと呼ばれる柔らかさではあるものの、オイル臭やベタつきはほとんど気になりません。
ベタつきは手のひらがテカる程度に収まっており、素材のクオリティの高さがうかがえます。
本体を素手で触りたくない方は、使い捨ての「ニトリル手袋」を用意しておきましょう。
ニトリル手袋とは、医療や介護などの現場で使われている耐久性に優れた合成ゴム手袋です。
ニトリル手袋は100枚あたり1000円で購入でき、オナホ生活の質を上げることができます。
ニトリル手袋はオナホールを洗うときにも活躍し、オナホ生活の必需品と言っても過言ではありません。
ほとんど気にならないとはいえ、素手で触る部分のベタつきはベビーパウダーでケアしましょう。
ベタつきの正体は素材から滲み出た油分であり、放っておくと絡みつくような柔らかさが失われてしまいます。
オナホール用のベビーパウダーは、スプレータイプの「オナシュット」がおすすめです。
オナシュットは各面にワンプッシュするだけで済み、粉を床にぶちまけてしまう心配もありません。
オナシュットの詳しいレビューは、こちらの記事をご覧ください。
もどかしい刺激を与える独特の縦ヒダ
「僕の知らない後輩」の内部構造は、規則正しく配置された縦ヒダが特徴です。
一般的な縦ヒダにはある程度の厚みがありますが、後輩の縦ヒダは小陰唇のようなビラビラになっています。
縦ヒダを薄くすることで挿入時に動きが生まれ、ペニスに絡みつきやすくしているのでしょう。
縦ヒダの表面には等間隔で横ヒダが刻まれており、縦ヒダと横ヒダのハイブリッドのような設計です。
縦ヒダよりも横ヒダ寄りの設計ですが、横ヒダ特有の攻撃力の高い内部構造ではありません。
素材の柔らかさやビラビラの薄さがヒダの攻撃力を相殺し、限界まで刺激を弱めています。
一般的な横ヒダが「ゾリゾリ」であるのに対し、後輩のヒダは「ジョリジョリ」です。
ジョリジョリという擬音で表現しましたが、実際の刺激は想像しているほど強くはありません。
縦ヒダが亀頭の表面を這うように刺激し、射精感を呼び起こすようにコショコショとくすぐります。
弱い刺激ながらもヒダは存在感を放っており、スローオナニー好きにはたまらない挿入感です。
横ヒダの攻撃力を相殺する最大のポイントは、横ヒダが占めている面積の小ささでしょう。
僕の知らない後輩は横ヒダっぽい挿入感ですが、横ヒダの面積はあまり大きくありません。
横ヒダが刻まれているビラビラとした縦ヒダの裏側は、実はのっぺりとしているのです。
ビラビラはストロークのたびに左右に倒れ、表面と裏面が亀頭をランダムに刺激します。
横ヒダが亀頭の一部のみを刺激することで、スロオナに適した絶妙なもどかしさを生んでいるのでしょう。
ビラビラとした縦ヒダは、入ってすぐの短いものと3分の2を占める長いものの2種類です。
長さはそれぞれ3cmと7cmあり、境目には幅1.5cmほどの空間があります。
空間を設けることでポコッとした段差が生まれるのですが、素材が柔らかさすぎて段差を感じ取れません。
短いヒダと長いヒダの間にある段差は、ビラビラの動きがワンパターンにならないための措置でしょう。
縦ヒダの間にはミミズのような隆起線があり、のっぺりしすぎないように工夫されています。
隆起線に当たったときの硬い感触は感じられますが、あくまでも横ヒダがメインの内部構造です。
リリース前に改善してほしかった点
「僕の知らない後輩」を使っていて気になった改善点は、以下の2つです。
- 底の厚さが足りない
- ローションが漏れやすい
僕の知らない後輩がリメイクされる機会があるなら、上記の2点は必ず改善してください。
底の厚さが足りない
「僕の知らない後輩」は、底の厚さが足りません。
一般的な底の厚さが2cmほどであるのに対し、後輩の底の厚さはたったの1cmです。
亀頭を押し付けると先っぽが透けてしまい、突き破るのではと心配になります。
底の厚さはできれば3cm、最低でも2cmは確保してほしいです。
ローションが漏れやすい
「僕の知らない後輩」は入り口が広く、ローションの粘度や量によってはすぐに漏れてしまいます。
一般的な入り口の広さが直径1cmほどであるのに対し、僕の知らない後輩は直径2cmと広めです。
半勃起でも挿れやすいというメリットはありますが、ローションが漏れやすいというデメリットもあります。
くぱぁ構造にしたり、ローションポケットを広げたりなど、ローションが漏れにくい工夫が必要です。
まったり楽しめる横ヒダ系
「僕の知らない後輩」は、横ヒダ系にしては珍しいまったり楽しめる仕上がりのオナホールです。
小陰唇のような柔らかいヒダが亀頭に密着し、射精感を呼び起こすようにコショコショとくすぐります。
弱い刺激ながらもヒダは存在感を放っており、スローオナニーでも最後まで飽きることはありません。
ボクのペニスは強い刺激が苦手なのですが、僕の知らない後輩は刺激が弱く、スロオナを楽しめました。
僕の知らない後輩は、ふわとろ×横ヒダを求めている方におすすめのオナホールです。