ふわとろ×螺旋ヒダでマニアを唸らせたオナホール「ポンコツガーディアン ZeroWhite」。
ゼロホワイトの実力は口コミで拡散され、シリーズのラインナップは以下の3種類に広がりました。
- ZeroWhite
- ZeroWhite 肉厚ロング
- ZeroWhite 肉厚MAX
スローオナニー好きのボクとしては外せないオナホールであり、リピート確定のシリーズです。
販売開始から3周年を記念し、これから買う方に向けてゼロホワイトの選び方を解説します。
新しく出た「覚醒ピンク」は外伝であると考えているため、この記事では扱いません。
もくじ
使われている素材は共通
ポンコツガーディアン ゼロホワイトに使われている素材は、キテルキテルの「極柔ホワイトTPE」です。
極柔ホワイトTPEの仕様はシリーズを通して変わらず、素材による差別化はされていません。
素材の弾力は最低限に抑えられており、とろとろとした柔らかさが強調されています。
ホットパワーズのMETEOにおける「ふわ柔」に相当し、ふわとろの名に恥じない柔らかさです。

キャッチコピー | 硬度 | 刺激度 |
---|---|---|
刺激ゼロの浮遊感 | トロ柔(-4) | ほぼゼロ |
とろける柔らかさ | ふわ柔(-3) | かなり弱い |
吸い付く柔らかさ | バリ柔(-2) | 弱い |
リアルな肉感 | 柔(-1) | やや弱い |
何度でも飽きない | 定番(0) | 王道バランス |
まとわりつく肉感 | 硬(+1) | やや強い |
締め付けが命 | バリ硬(+2) | 強い |
刺激の集合体 | ギチ硬(+3) | かなり強い |
ふわとろ素材の宿命ではあるものの、臭いとベタつきからは逃れることはできません。
鼻を近づけると独特のオイル臭さがあり、触った手は滲み出た油分でぬめぬめになります。
手についた油分は石鹸で洗い落とすことができ、許容範囲を超えていないことが不幸中の幸いです。
本体を素手で触りたくない方は、使い捨てのニトリルゴム手袋を用意しておきましょう。
ニトリルゴム手袋とは、医療や介護などの現場で使われている耐久性に優れた合成ゴム手袋です。
ニトリルゴム手袋は100枚あたり1000円で購入でき、オナホ生活の質を上げることができます。
ニトリルゴム手袋はオナホールを洗うときにも活躍し、オナホ生活の必需品と言っても過言ではありません。
ゼロホワイトの本体から滲み出る油分は、ベビーパウダーでケアしましょう。
油分が滲み出るほどオナホールは硬くなり、絡みつくような柔らかさが失われてしまいます。
オナホール用のベビーパウダーは、スプレータイプの「オナシュット」がおすすめです。
オナシュットは各面にワンプッシュするだけで済み、粉を床にぶちまけてしまう心配もありません。
オナシュットの詳しいレビューは、こちらの記事をご覧ください。
本体の大きさは一長一短
ポンコツガーディアン ゼロホワイトは、シリーズによって本体の大きさが異なります。
項目 (実測値) | ノーマル (第1弾) | 肉厚ロング (第2弾) | 肉厚MAX (第3弾) |
---|---|---|---|
全長 | 14cm | 18cm | 16cm |
横幅 | 6cm | 6cm | 8cm |
内部長 | 12cm | 14cm | 12cm |
壁の厚さ | 2cm | 2cm | 3cm |
底の厚さ | 0.5cm | 2.5cm | 2cm |
重さ | 370g | 550g | 540g |
シリーズの原点であるノーマルは、片手で持ちやすい小ぶりなサイズです。
売れるか不安だったのか、ボリュームは控えめになっており、物足りなさを感じてしまいました。
底の厚さは0.5cmとかなり薄く、亀頭を押し付けるだけで簡単に突き破れてしまいます。
小ぶりな本体はエアドールにセットしやすく、腰振りオナニーで活躍してくれるのがせめてもの救いです。
シリーズ第2弾の肉厚ロングは、その名の通り内部長をノーマルから2cm伸ばしています。


内部長を伸ばしたことにより、ペニスの長さにかかわらず、根本までずっぽり挿せるようになりました。
ボリュームが増えたことで底の厚さも改善され、ノーマルよりも底を突き破りにくくなっています。
縦にボリュームアップした反面、本体がグニャグニャしてしまい、ストロークしにくいです。
「高速ストロークを防ぐ」という見方もできるため、スローオナニー特化仕様であると割り切ってください。
本体の横幅はノーマルからほぼ据え置きとなっており、エアドールへのセットは不可能ではありません。
しかし、全長が4cmも長くなっているため、本体が大きくはみ出てしまう点に注意してください。
シリーズ第3弾の肉厚MAXは、ノーマルの内部長はそのままに、壁を1cm厚くしています。


壁の厚みを増やしたことでヒダの密着感が増し、柔らかい肉を掻き分けるような挿入感になりました。
ボリュームが増えたことで底の薄さも改善され、ノーマルよりも底を突き破りにくくなっています。
横にボリュームアップしたことで持ちづらくはなったものの、落としてしまうほどではありません。
重さの実測値が公式の値とかけ離れている点は、おそらく個体差によるものでしょう。
実測値 | 540g |
公式値 | 610g |
オナホールは基本的に手作りのため、材料の量に差が出るというのは実際にあり得る話です。
油抜けによって本体が小さくなった可能性はあるものの、70gも差が出るとは考えられません。
内部構造に大きな差はない
ポンコツガーディアン ゼロホワイトは、螺旋上に設置されている縦ヒダが特徴です。
柔らかい縦ヒダがにゅるにゅると絡みつき、じっくりと射精感を高めます。
じっくりと高めた後の漏らすような射精は、ぜひ一度味わっていただきたい体験です。
内部構造の仕様はシリーズを通して変わらず、内部構造よる差別化はされていません。



縦ヒダの幅は奥に行くほど細くなっており、表面には細い横ヒダが刻まれています。
ゼロホワイトの主な刺激は、縦ヒダの頂点がツーっとなぞるような鋭い刺激です。
亀頭への当たり方によっては、表面に刻まれたヒダがジョリっとくすぐります。
内部の広さも奥に行くほど狭くなり、奥に行くほど亀頭がくすぐったくなる設計です。
縦ヒダは長いものが真ん中に3本、短いものが入り口と最奥に2本ついています。
奥にある短い縦ヒダは劣化が激しく、最終的には跡形もなく消えてしまうでしょう。
他の縦ヒダも使うたびに削れていき、毛羽立った部分が新しい刺激を生むようになります。
内部構造の劣化は一般的に「覚醒」と呼ばれ、柔らかい素材で作られたオナホールの醍醐味です。
素材の柔らかさと劣化の速度は比例しており、一途であるほど味わい深い体験ができます。
ゼロホワイトはローション選びも重要
ポンコツガーディアン ゼロホワイトのようなふわとろオナホは、ローション選びが重要です。
柔らかい素材で作られたオナホールは、内部構造がシンプルであるほど、刺激の輪郭も曖昧になります。
ふわとろオナホの内部構造を楽しむためには、水のようにサラサラした低粘度のローションを使いましょう。
表面に厚い膜を張る高粘度のローションは、オナホールの内部構造をかき消してしまいます。
表面に薄い膜を張る低粘度のローションであれば、内部構造をかき消してしまう心配はありません。
例えば、言わずと知れた「ペペローション」は、高粘度に分類されます。
ふわとろオナホが気持ちよくないというレビューの多くは、高粘度のローションによるものでしょう。
有名なぺぺローションは、最初の1本としておすすめしている方が多いです。
しかし、ボクは、ペペのような高粘度のローションをオナホールに使うべきではないと考えています。
そもそもペペローションは、風俗のマットプレイ用に販売されていたローションです。
ペペローションをはじめとした高粘度のローションは、水で希釈して使うことを前提としています。
繊細なふわとろオナホで使うことを想定していないため、粘度が高く設定されているのです。
硬い素材で作られたオナホールであれば、ぺぺのような高粘度のローションでも内部構造を感じ取れるでしょう。
高粘度のローションをふわとろオナホで使うのであれば、せめて水で薄めてから使ってください。
水道水で希釈したローションは雑菌が湧くため、無難な選択肢は低粘度のローションを使うことです。
ゼロホワイトを販売しているキテルキテルは「魔改造ローションZero」というローションを販売しています。


魔改造ローションZeroは、ゼロホワイトを余すことなく楽しめるように設計されたローションです。
低粘度のローションには、ローション界の革命児「アストログライド」というベストセラーが存在します。
愛液の代わりとして開発されたアストログライドは、長時間こすっても滑り続ける乾きにくさが特徴です。
魔改造ローションZeroは、明らかにアストログライドをイメージしており、使用感も変わりません。
思い込みという可能性はあるものの、持続性ではアストログライドを超えているという印象を受けました。
この記事を読んでいただいたあなたには、ペペローションのような地雷を踏んでほしくありません。
ふわとろオナホには、相性のよいローションがちゃんと存在します。
ふわとろオナホには必ず低粘度のローションを使い、じっくりと快感に浸ってください。
刺激の強さは肉厚MAXが突出している
ポンコツガーディアン ゼロホワイトは、全体としては低刺激な部類に入るオナホールです。
しかし、ゼロホワイトシリーズの中では、肉厚MAXだけ搾精力が突出しています。
ボクのペニスが判断した刺激の強さは「肉厚MAX>肉厚ロング≧ノーマル」の順です。
肉厚MAXの搾精力が突出している要因は、壁が厚くなったことによる密着度の増加でしょう。
項目 (実測値) | ノーマル (第1弾) | 肉厚ロング (第2弾) | 肉厚MAX (第3弾) |
---|---|---|---|
全長 | 14cm | 18cm | 16cm |
横幅 | 6cm | 6cm | 8cm |
内部長 | 12cm | 14cm | 12cm |
壁の厚さ | 2cm | 2cm | 3cm |
底の厚さ | 0.5cm | 2.5cm | 2cm |
重さ | 370g | 550g | 540g |

オナホールは肉厚になるほど内部が重力で潰れ、掻き分けたときの刺激も強くなります。
肉厚MAXと肉厚ロングを挿し比べてみると、前者は掻き分けるような挿入感が特徴的です。
射精までの時間にも明確な差があり、肉厚ロングが約40分であるのに対して、肉厚MAXは約25分でした。
射精感が込み上げてくるまでの時間も肉厚MAXのほうが早く、好みに合わせてサクッと抜くこともできます。
ゼロホワイトでふわとろデビューを考えている方は、まずは刺激強めの肉厚MAXからはじめましょう。
肉厚MAXの刺激が強すぎると感じたときは、肉厚ロングへの乗り換えがおすすめです。
壁の厚さがほとんど変わらない肉厚ロングとノーマルは、射精までの時間に大きな差はありません。
すでにふわとろデビューを済ませている方には、根本までずっぽり挿せる肉厚ロングをおすすめします。
肉厚ロングにはストロークしにくいというデメリットがあるももの、スローオナニーの観点ではむしろ歓迎です。
肉厚とふわとろは特に相性がよく、エアドールを使っている方でもない限り、ノーマルの出番はありません。
それぞれに良さがあるふわとろ界の革命児
「ポンコツガーディアン ゼロホワイト」は、ふわとろオナホを語るうえで欠かせない存在です。
縦ヒダ×ふわとろで人気を博したゼロホワイトは、ふわとろ界の革命児といっても過言ではありません。
ゼロホワイトシリーズのラインナップは3つに増え、それぞれに代替できない良さがあります。
「ふわとろにチャレンジしたい!」という方には、刺激強めの「肉厚MAX」がおすすめです。
「ふわとろにハマりそう!」という方には、じっくりと味わえる「肉厚ロング」をおすすめします。
「エアドールにセットしたい!」という方は、手のひらサイズのノーマルを選んでください。
ゼロホワイトに使うローションは「魔改造ローションZero」を選びましょう。
長時間こすっても乾きにくい魔改造ローションZeroは、スローオナニーに最適化されています。
少量で済むためコスパも高く、オナホール向けのローションとしてこの上ない選択肢です。
くれぐれも、ペペローションのような地雷は踏まないでください。
ゼロホワイトと魔改造ローションZeroで、お漏らしのような心地のよい射精を楽しみましょう。